生産性向上塾
2021.09.06
レゴ研修受講者感想文&コメント
両手でやる(両手で付加価値を上げる)ことを意識する
レゴブロックの組立で「片手は、付加価値を生んでいない」との指摘を頂きましたが、自分のやり方を振返ると、先生に見本を見せて頂いた典型的な「不器用な右利き」人間と気づきました。
右手で部品を集め、左手に載せ替え、また右手で集め、左手・・・のくり返し。でも会社ではそんな事を意識したことがありませんでしたし、指摘されたこともありませんでした。
そこで、自分の周りに「両手で付加価値を上げる作業」があるかを確認すると自分の目の前の作業の多くが両手を使ったほうがはるかに早く作業ができることがわかりました。但し、担当する自分の工程だけでなく、前後の工程も一緒に考えると尚、効率が上げられることがわかりました。これは目から鱗でした。考えたこともなかったからです。
改めて考えさせられました。ムダに気づく難しさを。
動作経済の原則の中に「動作は同時に行う」という項目がありましたね。
例えば「両手を同時に動かす」や「左右の手を対称に動かす」というものもその類です。工場現場では、WORKの扱いを横着して片手で「取り出す」「運ぶ」 という動作を見かけることがあります。これらは、WORKを破損させる原因にもなりかねません。意識して改善して欲しいものです。
当然ながら、WORKの加工・組立時には、両手を使用することで更に効率アップしましょう。