キャリアカウンセリングの気になる「アレ」

2021.08.16

依存型人間ではなく、自立型人間になろう

Q.「頼まれごとは、試されごと」とは?

講座に使用している原稿の表紙に「演題」として書かれているこれは、一体どういうことを言っているのか、意味するのかというと、一言でいえば「依存型人間ではなく、自立型人間か」が問われている、ということです。自ら企画し、実施し、判断し、成果を上げる。経営のサイクルと言われるPDCAの流れを作れるかどうかです。

例えば、先輩から(あるいは上司から)、何かを指示された場合、つまり頼まれた場合、それに対して貴方はどう対応しますか?

まず考えるべき点は、目的です。「なんのために」を明確にすることです。ただ単に、言われたことを言われた通りにすれば、別に貴方に依頼する必要はないにも拘わらず、貴方が依頼を受ける。ということは、その言葉の裏に隠された何かがあるかもしれない。つまり、試されているわけです。

目的がはっきりすれば、やり方は一つではないわけです。やり方は手段の一つに過ぎないからです。何かトラブルが発生しても、目的がわかっていればやり方に変更は可能。でもやり方に固執してしまえば、身動きが取れなくなることもある。想定外の出来事を想定内にしてしまえるかどうかと言えるかもしれません。

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