キャリアカウンセリングの気になる「アレ」

2021.01.21

キャリア教育講演会Q&A(5)仕事が出来る人の共通点

Q.面接やエントリーシートにおいて、仕事ができる人や内定を多くもらっている人に共通することは何かを知りたい。

企業人事のサイドから申し上げると、「こいつ面白そう」と感じる学生です。

講演の時にも話した「目力の強い人」ですね。
「何やってきたの」と聞いてみると、「体験」ではなく「経験」を語ってくれる。
つまり、やってきたことに、本人でしか語れないエピソードを持っているということです。
その話が「どんどん湧いて来るかのように」。

大会で優勝したとか、表彰されたとか言った目立った話のことを言っているのではなく、
「モノの見方・考え方」に共感できる何かを聞くことが出来ると「内定!」なんて言いたくなりますね。
勝手に想像してしまいますね。将来社内で働いている姿までも。

何度も言います。新入社員は「期待値」採用です。
だから、過去の経験・考え方・見方を面接で聞く中で、「一緒に仕事をしてみたいな」と我々に思わせた人が「採用内定」を得られます。

やっぱり、時間とお金を使って取り組んだことは聞いていてもとても興味深い話は多い。
更に伝え方も加われば、好感度は増すような気がしますね。

これは、あくまで「新入社員」。
これが中途採用となると、「仕事ができる人」かどうかも問われますね。
仕事ができる人は共通に
「その仕事の高い専門性」と「質の高い仕事の進め方」が兼ね備わっています。

我々が必ず、面接の際に「成功・失敗体験」を聞くのはそのためです。
その体験を通して、何を・どう学んだのかが知りたいのです。

つまり「体験」よりも「経験」ということになりますね。

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